2010年 06月 15日
慣れとは |
ぽこたんの実家のmi-choさんがコメントでおっしゃってますが、新人くんを迎えてしみじみ思うのはたまちゃん(古参ハム)がベタ慣れだということ。
私の気配を感じる度に、おっかなびっくりしながら抜き足差し足で物陰に隠れちゃうぽこたん。まだまだ新しい環境に慣れていなくて、なんだか可哀相になっちゃいますけど、これはハムスターとしてはごくごく普通の行動。
自然に私の存在を受け入れてくれるのを待つしかありません。
それに比べてたまちゃんの馴れ馴れし…もとい、ベタ慣れなことったらもう。
ご飯の支度中には膝に登ったり腿に手を掛けて催促したり、準備をしに立ち上がると私の後をぴったりくっついて追いかけてきたり。
ご飯の後の2度目の散歩の時間には、名前を呼べば(鬱陶しそうにしながらも)ちゃんと私のところにやってきますし、手を出せば(鬱陶しそうにしながらも)乗っかってきてくれますし。
かといってスルーして我が事をしていれば、いつもは遠巻きに通る私のそばを、わざと体を擦り付けながら通って行ったり、腿に乗っかってきて構ってちゃんに変身したり。
そんなたまちゃんも、よくよく思い出してみると、おとばな家に来たばかりの頃はぽこたんみたいだったんですよね。いつも巣箱の隅に隠れて、私の手がケージに入ってくるとビクッッ!って跳んで逃げてましたっけ。
よく飼育本やネット上に「ハムスターは慣れません」なんて書かれてありますが、それは正しくもあり間違いでもあると私は思ってます。
確かに犬猫のようにハムスターは懐いてはくれません。
だけど上記したように、ハムスターはハムスターなりにしっかり慣れてくれるんですよね。
たまちゃんのように足元を付いてきて離れない姿なんて、懐いていると言ってもいいくらいなんじゃないかと思ったりもします。
きっとこれは経験者にしか分からないことなんでしょうけどね。
誤解を招くといけないので言っておきますが、どんなに大切に育てても慣れてくれないハムスターもいるということも知っておいて下さいね。
基本的にひ弱で臆病な上に単独で生活をするのがハムスターという生き物です。
本来は臆病になることで、なんとか生き延びていたんですよね。
※事実、現在は野生のハムスターはほぼ絶滅したと言われています。
それほど弱いハムスターですから、確かに慣れる方が奇跡なのかもしれません。
野性味が強いほど、慣れにくいかもしれません。
でもそれも絶対に慣れないわけじゃないですよって話しですね。
うわー長くなった。
こういう話しをしだすと止まらなくなるのが私の悪い癖です…すみません…。
さてと、たまちゃん、ここのところのご機嫌はどうですか?
ちょ!何かあったどころじゃないでしょ!
ぽこたんがやってきたじゃないですか!
ふーんて…ふーんて…。
この前、紹介までしてもらったじゃないですかっ!
なんだと~!
それはね、知らないんじゃなくて忘れてたって言うんですよ…。
ぽこたんが来る前と来た後と、全くその様子に変化の無いたまちゃん。
どんだけ野生を忘れてんねん!ってツッコむ毎日です。
野生を完全に忘れてたお陰でベタ慣れになってくれたんで…まぁヨシとしますか。
おしまい。
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by otobana
| 2010-06-15 11:40
| たま